私の通っていた中学校は、畑の中に
ポツンと建っていました。1、2年生はすき
ま風の吹きすさぶ古い木造校舎で、3年生
の新しい鉄筋校舎が、とても羨ましく思
えたものです。夏、音楽室で合唱コンクー
ルの練習をしていると、外でもカエルの大合唱。
「田舎はこれだから…」とみんなで笑いまし
た。4クラスで1学年だった私達は、クラスに
関係なく、みんな仲良しで、イジメも不良も
なく(他の学年はいたらしいけど)今思えば
なんて恵まれた学校生活だったことでしょ
う。あれから10余年、かつての校舎は面影
すらなく、超近代的な白い建物が、どっ
しりと構えています。今の生徒達には、その
校舎が楽しい思い出の場
になるのだろうけれど、
私にはどうしても、
ひどく無機的で淋しく
見えてしまうのです。
私の中学時代
の制服は、
こんな紺色の
ブレザーでした。
リボンの色は
1年生が 赤
2年生が 緑
3年生が 青
学年の終わ
り、先輩のリボン
をもらって、次の学期
に使うのがうれし
かったものです。
銀色のハーモニー・1巻 P.129より