☆ちょうど一年ほど前の事
でした。しこしこ原稿を描い
ていると、不意に二次元空間
にいるはずの白石司が、私に
こう言ったのです。「オレ、香
澄ちゃんが好きだ」何ですっ
て!?もいっぺん言ってよ「オレ
香澄ちゃん好きになっちまった」
ええーっ!?そっそんな事
今更言われたって困るわよあた
しーっ!!「しょーがないじゃん、い
つの間にかそーなっちゃったんだ
から。」うーん、そうか、よし
わかった。しかしあんたの想いは
報われないかも知れないよ。何
たってあんた、相手はすすき野
原の男の子なんて普通じゃない
奴なんだから。「何とかしてよ」そう
言ったきり、彼はもう「うん」とも
「すん」とも言わなくなってしまっ
た。何とかしてったって…ねぇ…
この彼の自己主張によって、
その後のストーリー展開が大
幅に予定から狂ってしまったこ
とは言うまでもない……。
星の瞳のシルエット・5巻 P.9より