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                   …こんな展開になるはずではなかったのです。もっと

                  シリアスな、本筋に沿った引きを描いていったら、担当様

                  がこう言うのです。「このへんでひとつ、誰も予想でき

                  ないようなバカな引きを考えてみて下さい。」…そ…そん

                  なこと、簡単に言うけど、一体どうすればいいのよ(汗マーク)

                  ”誰も予想できないようなバカな引き”ですって?うーん

                  ”バカな”といえばやっぱり久住くんのお父さんだろうなぁ。

                  この八方塞りの現況でいきなりバカな引きにもっていっ

                  て、次号のカラーページで「冗談でした」などと笑って済ませ

                  られるキャラクターなんて、久住くんのお父さんを置いて

                  他には誰もいないものねぇ。さて、久住くんのお父さんが

                  やらかしそうな次号へと続く引きとは…うーん…

                  うーん…よし!これだ!これしかないっ!これでダメ

                  なら、もー知らない!そう思って描いていったネームに、陽

                  気な担当様は手を叩いて笑って下さいました。「これ、

                  いいよ!これでよし!」と明るく笑う担当様の前で、

                  (い…いいのだろうか、ホントに。このドシリアスなストーリー展

                  開のまっ最中にこんな詐欺みたいな引き。はっきり言って

                  真剣に読んでくれてる読者の方々、怒ると思う…。)

                  私は一抹な不安を感じながらも原稿を仕上げてしまっ

                  たのでした。しかし、印刷されてきたラストページの柱を

                  見てボーゼン。”誰も予期せぬこの展開!!気は確かか、

                  柊あおい!?”……ひ…ひどいわぁーっ(汗マーク)(ちなみに柱は

                  各まんが家の担当が書くのです。)でも久住教授の茶目っ

                  気のお陰で、お叱りの手紙もなく、ホッと致しました。


                                星の瞳のシルエット・7巻 P.53より

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